昨年末は、我が家で唯一の定型発達者のお兄ちゃん(息子)から素敵なプレゼントがありました。と言っても物とかではなく、気持ちです。

 

大学4年生の息子は、来春から社会人になります。

 

昨年末は、大学のサークルのマンドリンの最後の発表会を見に行って来ました。

 

年に1度の1日限りの発表会のために、1年間練習を続けてきました。

 

こんなに練習をして、年に1回の発表では勿体ないねと話したことがありますが、息子の考えは1度ということに意味があると言っていました。

 

数回やるより、365日練習を重ねて1度だけ演奏することが重みがあり意味があるそうです。

 

分かるような気もします。

 

結果から言うと感動の演奏会でした。

 

幼いころから父親代わりになってくれ、弱音や愚痴を吐かずに何事も前向きに考えることが出来るお兄ちゃんです。

 

発表会での演奏する姿を見ていると、生まれた時から今までのことが映像のように甦ってきたので、演奏を聴きながらずっと涙が流れてきました。

 

子育てってあっという間に終わってしまいますね。

 

大変なこともありましたが、子育てをさせてもらえた事に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

今回の最後の演奏曲が、お兄ちゃんの中学の合唱コンクールで合唱した曲でした。思わず思い出と重なり涙を抑えることが出来ませんでした。

 

演奏会が終わると、ロビーに出て来たお兄ちゃんから、恥ずかしそうな顔をしながら、「ありがとうございます。」という言葉と一緒に花束をいただきました。

 

甘酸っぱい香りの花束を受け取った時に、久しぶりに母である本来の私に戻れた感じがしました。

 

 

今日は、大学の文学部に在籍をしていたお兄ちゃんは、卒論を提出しに大学へ行きました。

 

ここ数か月、卒論の準備で部屋に閉じこもり頑張っていました。

 

「卒論は、僕の学生生活の集大成だから最高のものにしたいんだ。」と言っていました。

 

幼いころから読書ばかりしていたので、22歳までの全てを全力投球したのだと思います。

 

就職先は、文学部とは関係のないIT会社のエンジニアで決まりました。

 

就職活動でも、私は何も聞かずに過ごしていました。私の唯一の子育て論が、子供が自ら自分の道を決めるということだからです。

 

お兄ちゃんは、パソコン関係が一番苦手としていたので、IT会社に就職が決まったと来たときは驚きました。どうして、苦手な方面へ行くのか理解が出来なかったからです。

 

就職活動が終わり、活動をしていた時に感じた事を聞きました。

 

「勿論、得意分野の出版社の説明会にも行った。しかし、文〇の会社説明会で矛盾を感じたんだよ。片方では人の粗探しをして記事にし、もう片方では、純粋な文学を取り扱っている。スクープを狙う方に行かされたら、人間として僕は耐えられないし、説明の中でも矛盾だらけだなという言葉をいくつか感じたんだよ。これからは、日本だけでなく世界がシステムで動くから、知っていた方が良いしお金をいただくので、どんな仕事でも精一杯やる、ということでお金をいただくのだから何でもよいと言っても過言ではないんだよ。将来性に頭を切り替えたんだ。だから、システムエンジニアを選んだんだ。就活は、会社に選んでもらうではなく、自分が会社を選ぶんだよ。」

 

文学や広告会社でも最終面接までいったが、自分から断ってきた会社もあったそうです。断った理由の1つに、面接時間が遅れているので受付に尋ねた時に、聞いてくるのでお待ちくださいと言われたが、その後も会社の受付の人が20分も回答をしなかったので、会社の顔である受付がこれでは、いくら一流会社と言われていても、だらしがない会社だなと思い断ったそうです。

 

この言葉を聞いて、やはりこの人は大丈夫だと思いました。

 

好きな文学は、趣味にとっておきこれからの人生でも深く勉強をしたことを楽しんでいきたいそうです。

 

発達障害の母である私は、将来を見通す能力が弱いので定型発達の人は、このように将来を見通して行動をするのだなと感じました。

 

長男のお兄ちゃんの子育ては終わりに近づいています。

 

子育てをしながら沢山のことを学ばせていただきました。

 

至らない母でしたが、純粋に誠実に育ってくれたお兄ちゃんに感謝です。

 

お兄ちゃんの変わった小学校と中学校生活はを読んでみてください。

息子よごめん 学校の言葉通りに受け取り育ててしまったはこちらからです★

 

 

 

息子に苦労掛けちゃったよね。息子に感謝!

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