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我が家のお嬢さんと私は、体調が良く元気だと思っていても、外出をするだけでドーンと疲れてしまいます。
お嬢さん
大学生活では、ボランティアサークルに入っているので、休日も何かしらのボランティア活動に出かけています。本人は、あれもこれもボランティア活動をしたい気持ちがありますが、張り切った後は必ずと言ってよいほど、ダウンしてしまいます。
お嬢さん自身が体力のなさに、もどかしさを感じております。
お嬢さんは、大学から自宅に帰ってきた時点で、眠気に襲われている時もあります。(フラフラ状態)
あまりに酷い時は、帰宅後に1時間ほど寝てからレポート作業に入ります。
毎日レポートが3本位の提出があるので、各教科へパソコンからレポートを提出し終えると、朝まで爆睡をして起きることがあまりありません。
幼い頃から睡眠時間がとても長い女の子でした。
小学生から高校生の頃までは、夜8~9時頃になると眠りにつき翌朝の7時までの睡眠時間を取っていました。
休みの日になると、昼ごろまで爆睡をしているので、たたき起こしている感じです。
なぜこんなに眠れるのかと不思議に思っていましたが、睡眠時間が短くなると必ず体調を崩してしまいます。
とにかく体力が無いTT
母
仕事で接客をしたりしていた頃が、特に酷い状態でした。仕事が終わると眠くなるというより、体に鉛が入ったように、体も瞼も重くなってしまうのです。
一緒に働いている人に、疲れて眠くてたまらないと話した事がありますが、その人は「なにも疲れないよ。毎日疲れてたら大変じゃない。自分を偽って、無理に笑顔とか作ってるんじゃない?ダメダメ~!」と言われた事がありました。
偽っているつもりも無かったので、驚いてしまいました。
体力が無いTT
以前は、体力がないのだと思っていましたが、どうも発達障害の人の脳の作りが原因の1つのようです。
発達障害の疲れやすい脳
脳の一部に帯状回皮質がありますが、アスペルガーの人はこの帯状回の前部に活性低下を持っているようです。
アスペルガーだけでなく、慢性疲労症候群の人の脳も同じようです。
(写真お借りしました)
難しいので図を見てもあまり理解ができませんが、なんとなくこの部分だとわかれば良いです。
帯状回の一番前の部分が、常道領域でその後方部分が認知領域です。アスペルガー症候群ではこの部分のセロトニン神経系の活性が低下しているようです。
そのため自閉症やアスペルガー症候群の人が疲れやすかったり、自律神経のコントロールが難しくなったりするそうです。
セロトニンが減少すると起きる症状
ストレスを感じやすくなる、精神不安定、疲れやすくなる、寝つきが悪くなるなどです。
セロトニンを増やす食事
セロトニンはアミノ酸の一種であるトリプトファンを取り入れると合成される物質です。トリプトファンが多く含まれている食事を取ると効果的です。
大豆製品(豆腐、納豆、味噌、醤油)、乳製品(チーズ、ヨーグルト)、特に多いのはバナナです。
食べ物のアレルギーが無い方は、すすんで取り入れると良さそうです。
サプリで摂取すると、取りすぎて発熱や痙攣の副作用が起きることもあるので、食事で十分に摂取ができます。
日本人には、食べやすい物なので良かったですよね!
セロトニンを増やす習慣
朝日を浴びる、ウォーキング、マッサージ、1人カラオケなどが良いそうです。(なんとなく出来そう)
注意したいのが、ブルーライト、スマホ、パソコンは睡眠前はやめることです。(難しいが気をつける)
ストレスは出来るだけ避ける事です。
思ったこと
アスペルガーの疲れやすさは、体力が無いことや怠けているのではない事が分かりました。
生まれてきたときからの脳に原因があったのですね。
なんとなく、さぼっている人、怠けている人など思われることが悲しいと感じているアスペルガーの人が多いと思います。
疲れやすいので、通学や通勤が困難になることが、社会に出る壁になることもしばしばあると思います。
脳の伝達が少し違うので仕方がないのですよね。見た目は、定型発達者と同じなのでなかなか理解されなく、怠け者という目で見られてしまうことが辛いですよね。
しかし、食事や朝日を浴びるなど、改善できるところは積極的に取り入れ、自分の体が楽になるようにしていきたいと思いました。
さ!これからウォーキングをして納豆でも買いに行ってきまーす!(笑)
活かそう!発達障害脳 「いいところを伸ばす」は治療です。 [ 長沼睦雄 ] 価格:1,944円 |
参考にさせていただいた本です。P34
最後までお付き合いくださり有り難うございました。
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