皆さんは、お子さんに自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)だと言う事を伝えましたでしょうか?

子供の成長に合わせて伝えようとお考えの方が多いと思います。どのタイミングで、どの様に伝えたら良いか迷うと思います。私は、かなり迷いました。

伝える時期が来た

我が家のお嬢さんは、小学5年生の時に学校でイジメにあい、1年間登校することができなくなりました。

 

イジメにあった時はこちらからです☆

イジメで不登校になったとき、お嬢さんの気持ちを落ち着かせるために、毎日していたことがあります。手をつなぎ、お嬢さんと毎日2時間ほど散歩をしながら、会話をしてお嬢さんの考えている事や感じている事を聞き出し、話あったりしていました。

家の中では、心を開きませんでした。大好きな植物を眺めたりしていると心を開いてくれました。

 

しかし、イジメの原因になっている友達とのコミュニケーションを、どの様に伝えてよいか迷いました。

 

普通の人(定型発達者)は、と言うのも「あなたは普通でない。」と言っている様で何だか違和感があり、傷つけてしまったらどうしようか。理解できず受け入れなかったらどうしようか、と毎日悩みました。

 

なかなかタイミングが合わず、アスペルガーの話をすることが出来ませんでした。

 

傷つかないように伝えた方法

 

そんなある日、このまま公立中学へ進学させるのが怖かったため、お嬢さんが熱中しているハープが学べる音楽大学の付属中学校の説明会に、お嬢さんを連れて行った時のことです。

 

説明会が終わり個別面談でのことです。その学校の教員に「アスペルガーは受け入れておりません。大学からお考え下さい。盲目のピアニストがいたからと勘違いしないで下さい。」と、お嬢さんの前ではっきり言われてしまいました。

 

はー?!勘違い?どこからそんな言葉が出てくんのよ!こんな無神経な教員のいる学校には、こちらからお断りするわ!(怒)

 

そんなことは、お嬢さんの前では言いませんよ。心の中で叫んで抑え、即効で学校を出ました。言われた瞬間からお嬢さんの目から涙が流れていました。

 

「こんな学校に連れてきて失敗した!お嬢さんを傷つけてしまった。どうしよう?」

 

その学校の近くである銀座にお嬢さんを連れて行き、以前から欲しがっていた虹色の薔薇を一輪買ってあげました。泣きながらも嬉しそうな顔をしてくれたので、再びお嬢さんの肩を抱きながら銀座を歩きました。

 

お嬢さんに、自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)であることを伝えるのは、今だ!今しかないと思いました。

 

切羽詰った私の口から飛び出した言葉は「○○は、アスペルガー星(せい)という所から来たのよ。その星は、とっても素敵な人たちがいて、キラキラしている星なの。」自分でも、何を言っているのか分からなくなり、動揺しているところに、、、。

 

「え?アスペルガー星?素敵なの?もしかしたら、ママもアスペルガー星から来たの?」とお嬢さんが、明るい声で尋ねてきました。

 

考える間もなく「そうだよ!ママもアスペルガー星から来たの。だから素敵でしょ?」と答えてしまいました。

 

私の心臓は、バクバクでした。

 

お嬢さんは、「良かった!」と言い、私の腕にぶら下がって来ました。

 

お嬢さんの目から涙は止まりました。

 

 

アスペルガーの特徴を伝える

しかし、ここからが問題です。

小学生のお嬢さんに対し、どの様にアスペルガーの特徴を伝えれば良いのかと言う事です。まずは、問題を起こしている友達とのコミュニケーション方法を伝えようと思いました。

 

アスペルガーのお嬢さんは、目で見えること(視覚に入る事)、感じた事をそのまま相手に言ってしまうということが問題です。

 

例えば、飼い主と散歩をしている犬が太っている場合に、「この犬、太ってる」と目の前で言ってしまったり、髪の薄い人を見て「なんでハゲなの?」と目の前で言ってしまったりします。

 

その度に、そのように言われたら悲しい気持ちになるので、言葉に出してはいけない事を教えてきました。しかし、1度教えたのでデブやハゲは言いませんが、面長の顔をした犬などが来ると「バケツみたいな顔をしているね。」なんて、言ってしまいます。

 

何度か注意をしたことを例に、お嬢さんに友達に対して言ってはいけないことの解説をしていく事にしました。

 

今いる地球では、友達に見たまま話すと相手が傷ついて、悲しい気持ちになるということの説明を繰り返ししました。伝える側もかなりの根性が必要です。(地球なんて言ってしまっていました笑)

 

小学生のお嬢さんは、ストレートな会話しか理解できませんでした。日本人特有の言い回しなどが苦手です。今でも(20歳)、理解できなく悩む事が多いのですが、幼いお嬢さんに理解してもらうには、繰り返し伝えるしかありませんでした。

 

このような脳の偏りで生まれてきてしまった、では友達関係で許されない事もありますよね?見た目は、定型発達者と変わりないので、性格が悪い人になってしまいますから。

 

 

もう1つは、アスペルガー星の人だけができる、お嬢さんの特技の話をしました。

 

ハープを演奏できても、楽譜を読む事ができません。逆に言えば、耳で聴いた事をそのまま演奏が出来るという特技です。(CDや、YouTubeで聴き取った音を拾い、ハープの練習をしています。)

 

 

「これは地球で生まれた人には出来ない事なのよ。○○は、特別な耳を持って地球にやって来たのよ。」と、楽譜を読む事が出来ず、ハープの先生に理解してもらう事が出来なく暗くなっているお嬢さんに、特別な才能ということで自信をつけてあげたくなったからです。

 

アスペルガーの人は比較的、純粋で素直なため、お嬢さんも特技として受け止めることが出来るようになった様子です。

 

伝えてみて

この伝え方が正しかったのか分かりませんが、この時を境にアスペルガーの特徴や、直していく行動を伝えやすくなったのは事実です。

 

生きる事で道に迷った時に、話し合う事も出来るようになりました。

 

不登校の1年間で、お嬢さんは自信喪失状態でした、楽譜を読めない事などは、絶対音感があるということで自身に繋げたと思います。

 

今では、人前でも楽譜を読めない事を、堂々と伝える事が出来るようになりました。

 

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