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娘の小学生の時に最も困り果てていた事は、学校からのお便りを母に渡せないということでした。もう1つは、提出物を期限を守って出せないと言う事でした。

どうして家の子供だけが、提出物を出せないのかと原因が分からなかったので、悩んでイライラしていました。

 

後に分かりましたが、発達障害であることが分かり、原因と特徴を理解することが出来ました。

 

「でした」という過去形を使ったのは、現在は出来るようになったということです。

 

発達障害の中のADHD(注意欠陥障害)は、少しずつ習慣化していくと出来るようになることも多いのです。

 

アスペルガー星から来たお嬢さんはじめにはこちらからです★娘の障害の紹介が書いてあります。

 

 

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学校のお便りを出せないため学校行事に参加できなかった母

娘が、学校からのお便りを母に渡せないということに気がついたのが、小学3年生の時でした。(かなり気づくのが遅い^^)

 

気づく事が遅れた原因は二つあります。

・娘がお便りを提出しない。

・母(私)が、お母さん方とのランチ会などが苦手で参加していなかった。(情報不足)

 

ランチ会は、女子独特のうわさ話が多く理解できない空気の中で、気が重くなり不参加になりがちでした。定型発達者は、なぜそんなに人のことが気になるのか不思議でたまりません。はっきり言って「ウザイ」ですTT

 

話が反れましたが、この2つのことが原因で学校の予定を把握する事が出来ていませんでした。

 

娘の兄は、他の学校へ通っていたため、余計に分からなくなっていました。(こちらは、きっちり提出物を出してくれていたため、を伝えてくれていたので、全ての行事に参加していました。)

 

ある日道端で、娘のママ友に会ったときのことです。

 

「この前の参観でさぁ、、、」と話しかけられ、何の事だか分からなかったので、「参観?いつ?」と聞きなおすと、、、。

 

「あ、先週だよ。まあいつも参観に来ないから良いのだけどね。」と言われ、愕然としました。

 

「いつも?なに?市立小学校もそんなに沢山の参観日があったの?おかしいな。」と、心の中で呟いてしまいました。

 

焦った私は、イライラ状態で娘の帰宅を待ち「授業参観あった?いつだったの?」と尋ねました。

 

娘は悪気ない顔で「うん、あったよ!なんで?」と言うじゃありませんか。もう、怒がピークに達した私は、「なぜ、お手紙を出さなかったの?今からでも良いから、お手紙を見せてちょうだい!」ときつく言いました。

 

娘:「お手紙ないよ。」

母:「どこにあるの?なぜ無いの?!」

お嬢さん「学校にある。」

母「は~?!」

 

話にならないので担任に連絡をし、娘の机とロッカーを見せてもらう事にしました。

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提出物を出せない発達障害の子供の教室の机の中

 

教室に入って担任に、娘の机を教えてもらい引き出しを覗いて見ると、引き出しの中にはギュウギュウ詰めになった状態に、お便りが押し込まれていました。

 

「これは、いったいどういうことなのか、、、。何を考えているのか?何も考えていないのか?」頭の中が、真っ白になりました。

 

約1学期分のお便を、担任の前で出して見せました。

 

担任は、「たまにこういう生徒がいるんですよ。」と一言です。

 

私のしつけが悪いのでこの様な事になってしまいましたが、担任からもお便りをランドセルに入れるように支持してくださいと頼みました。

 

しばらくの間は、目をかけてくれましたので、娘の帰宅後は必ずランドセルの中をチェックするようにしました。娘にとってお便りは、重要な物ではなかったようです。毎回いランドセルの底に丸めて入っていました。

 

学期が変わると、担任もそのことを忘れていたので、個人的に連絡ノートを作り特別な事があった日は、お互いにノートに書いて連絡をとらせていただくようにしました。

 

その連絡ノートも長く続く事はありませんでした。娘が、連絡ノートを何処かに無くしてしまったからです。何冊作っても無くしてしまうので、母の精神状態も日に日にボロボロになっていきました。

 

学校からのお便りを出せないだけでなく、学校への提出物も出せなく困り果てていました。

 

提出物を出せない原因は発達障害ADHD(注意欠陥)

提出物が出せないことで悩んでいた当時は、発達障害である自閉症スペクトラム(アスペルガー)、ADHD(注意欠陥症)ということに気がついていなかったので、娘の育て方に問題があると自分を責めていました。今思えばADHDの特徴だったのかもしれません。

 

注意欠陥の特徴として、片付け、スケジュール管理、ケアレスミス、段取りを立てる、置忘れが多い、仕事が遅い、同じミスを何度も繰り返す、気が散る、不安感が強い、創造的で直感力知脳が高いなどです。

 

ADHDは、元来人懐っこく愛嬌があります。娘も友達が大好きです。しかし、一方的な発言や約束を忘れてしまったりすることがあり、安定した友人関係や、人間関係を続けられない事があります。

 

全て当てはまる訳ではありませんが、置き忘れが多い、片付けが苦手などはADHDが原因なのかもしれません。

 

子供が提出物を出せないまとめ

 

「ADHDは、治る。」という考えを持っていませんでしたが、娘の高校進学の時に治せるとはっきり言われたので驚きました。

 

学生である間は学校で過ごす時間が多いので、理解のある学校選びは最も重要だと思います。娘が通っていた高校の教師は、全員カウンセラーの資格を持ち、発達障害の勉強をしているので理解もしてくれ、指導もしてくれる学校でした。

 

心理的にも失敗や、挫折を繰り返す事が多い発達障害の子供ですので、心理的な治療方法で自信をつけ、十分な指導力がある教員がいる学校選びは重要です。

 

高校卒業頃には、提出物の期限を守り、提出することの重要さを理解するようになりました。今では、小学生、中学生の頃の悩みはなんだったのか?と思えるほど、几帳面に提出しています^^

 

 

自閉症スペクトラム(アスペルガー)など、発達障害に詳しい学校や教員と出会うと、自由に羽ばたく事ができる大人になる事もできるのだなと思います。

 

 

学校選び進学の悩み諦めないではこちらからです★

 

最後までお付き合いくださり有り難うございました。

 

 

うちの子も提出できないで悩んでいる。

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