小学生に入った頃から怪我が絶えないので、女の子なのにこの子はおとなしいけれど、ワンパクだなと思っていました。

行動をするときに落ち着きがないわけではありませんでした。では、なぜ怪我ばかりしていたのでしょうか。

 

空間認知能力とは

三次元の世界で生活をしている私たちは、奥行きのある空間で生活をしています。大きさ、方向、距離感などの認識力です。

空間認知力が弱いがお嬢さんは、あらゆる場面で生きずらさがあります。

 

こんな事で怪我をした

買い物へ行っている時のことです。駐車場に高さ15cm位の位置にチェーンが緩く張られていました。またげば余裕で超えられるほどの高さのチェーンでしたが、お嬢さんはチェーンの目の前でジャンプをし乗り越えようとした瞬間、顎から地面に落ちその場で意識不明になりました。その後、意識が無い中、嘔吐をしたのでその場で救急車を呼び病院へ運ばれました。

顎を打った衝撃で、脳がかなり動いてしまったようです。顎も5針ほど縫いましたTT

 

 

また、小学校の体育の授業の野球の時間の事です。

金属バットを振っている男子に近づき頭を殴られ、意識無くなり脳外科へ運ばれました。

 

球技では、飛んでくるボールの距離感が分からないので野球、バレーボール、バスケットボールなど苦手意識が強かったです。

 

この様な怪我が1番怖いので、学校や周囲の方に、空間認知能力が弱いお子さんをお持ちの場合はきちんと伝えておく様にしましょう。

 

学生時代が終われば、苦手なスポーツはやらなくて良いので大学生になったお嬢さんは、ストレスも無く平和な日々を過ごしております^^

 

絵画でも二次元の世界

小学3年生の時に描いた油絵です。

カラーは鮮やかな配色なので、心は健康なんだなと思いましたが、後ろの窓も机も同じ空間にあります。

 

まだ、3年生なのでこんなものかなと思っていました。

 

 

 

中学3年生の時に描いた物です。

愛犬2匹と、大好きな花を描いたのですが全て平面です。

 

この頃には、医者から空間認知能力が弱いと言われていたので、平面になってしまうことが納得できた絵です。

 

中学3年生にしては、心の中はまだ幼い様子です。

 

しかし、3~4年遅れて成長しますが、大人になるころには平均的になるでしょうと言われていたので心配することはありませんでした。

 

 

空間認知能力が弱いが得意な分野

空間認知能力が弱いアスペルガーは、方向音痴の方が多いようですが、お嬢さんの場合は地図や道のりに関してはとても強い方だと思います。

 

幼稚園の頃から1度通った道は、必ず頭の中に入っています。私が、極度の方向音痴なので幼稚園児がどの様に記憶をしているのか聞いた事があります。

 

「トランプが倒れてくるみたいに道と周りの景色がカードで頭の中で出てくる。」と話していた事があります。私には、よく分かりませんがドミノ倒しのような感じなのでしょうか?

 

パズルや、一筆書きのような問題は一瞬で分かるようです。

 

不得意な分野

不得意な分野は、数学の立体の問題です。時間をかけても解くことが出来ません。向こう側にある見えない部分を理解する事が出来ないようです。

立体の問題に弱い以前に、親子で数字にとても弱いということもあるのかなと思いますが^^

 

20歳になったアスペルガーのお嬢さん

幼稚園の頃から、中学入学までバレエを習っていたのがなんとなく良かったのかもと思うところがあります。

体を動かして、踊り(動き)を覚えていくことで反射神経が鍛えられた様に感じます。

 

しかし、現在でも家の中のキッチンの出入り、ドアを開けて部屋に入るときなど「痛ーい!またぶつけちゃったよ!」という声がしばしば聞こえてきます。

 

お嬢さん本人が、空間認知力が弱い事を分かっているので気をつけて生活をしているのは確かです。車の運転だけは、前の車の距離が分からないので、できないなと言っています。

 

いつまでも小学生のままではなく、アスペルガーの子供も大人になると成長する場面が沢山あります。ゆっくりですが、自分でコントロールをできるようになっていきますので、小さなお子さんをお持ちのお母様もお子さんの成長を楽しんで欲しいと思います。

 

最後までお付き合いくださり有り難うございました^^

成長するのが楽しみだな!と思ってくれたら

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