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見えなくても良い物まで見えてしまう、アスペルガー症候群のお嬢さんです。このことは、20歳になっても変わらない視覚現象です。
今回は、理解されずらい事を書こうと思うので悩みましたが、書く事にしました。同じ様なお子さんをお持ちのお母様いらっしゃいますか?
見えなくても良いものとは、オーラと言う言葉を聞いた事があると思いますが、目の前に色々な色が見えてしまうそうです。もう1つは、霊を感じると言う事と、見えてしまうと言う事です。
その事に私(母)が気が付いたのは、お嬢さんが3年生の時でした。
視力検査を受ける事ができない
小学校に入学してから、視力検査を受ける事ができず、3年の時の担任から連絡が入りました。
「視力検査の受け方を教えても、見えないと言って受けようとしてくれません。もう3年ですよ!困っているのでお母様からも教えてあげてください。」イラついた声が、電話の受話器から聞こえてきました。
教え方が悪いんじゃないのか?と言いたいところだったが、ぐっと堪えました。そもそも、こんなにイラついた声で保護者に電話をしてくるような教師は、信用できないですからね。
私、勘だけは良いので「この先生は、子供の事を本来好きでない人間だな。」とわかりました。相手にしても仕方がないので、「なぜ見ることが出来ないのか、娘に聞いてみます。失礼します。」と言い、受話器を置きました。
オーラが邪魔して見たい物が見えない
お嬢さんが帰宅してから、視覚検査があったか確認をした後、丸い輪の何処が開いているか見ることを説明しました。
「そんなこと分かってる!見ようとしても折り紙が沢山落ちてきて見えないだけ!」と機嫌悪そうに、つっけんどんな言い方をして、子供部屋に入って行ってしまいました。
「折り紙?なんぞや?」と、しばらく考えていましたが、お嬢さんの言っていることを理解する事は出来ませんでした。否定する気持ちはいっさい無かったです。
数日後、ママ友で保母さんをしていた人と話をしていたら、「小さい子供って、オーラや霊が見えている子が多いんだよね。1人でクルクル回って楽しそうにしていたり、夕方になると教室の外をじっと見ていたりする子が何人かいてね、何を見ているのか聞くと、折り紙とかオジサンとか言うからこっちが怖くなるよ。オジサンなんて探してもいないわけ。卒園する頃には、見えなくなっているみたいなんだけどね~。保育園ではけっこういるのよ。」
げっ!それお嬢さんじゃん!
ママ友に、お嬢さんが同じ事を言って視力検査を受ける事が出来ない話をしたら、「あ~、まだ見えているんだ(笑) 人間は生まれた時は見えているみたいだよ。脳から出ている何とかという物質(ママ友も物質名は分からない)が出っ放しなんだね。純粋な人が見えるみたい。けけけ!」と、あっけらかんと笑っていました。
何とかと言う物質の名前は忘れてしまいましたが、ASD(アスペルガー)だと分かってから御茶ノ水にある脳の研究所へ行ったときに、「普通は生まれてから少し経つと何とかという物質の出る所が閉じるので見えなくなるんです。閉じていないんですね。」と簡単に言われました。
そういうことがあるんだ、と分かりましたが「何とかとい物質」のメモを取っていなかったので、いまだに何とかという物質と呼んでいます。
担任には、面談の時にその事を伝えると、私の顔を不信な目で見ていました。そりゃそうですよね、、、。
見えない人には、理解出来ませんもの! 😥
なぜか3年生の時の担任は、とても感じの悪い先生でした。その気持ちがお嬢さんに伝わったのでしょうか?
「○○先生は、パート先生なの。時間が来たらさっさと帰るからね。子供が好きじゃないの!オーラが汚い!」と、小学3年生のお嬢さんが言っていました。
変に納得!です^^
オーラを見るときは、大人口調になるお嬢さん
小学生の頃までは口数が少なく、おとなしいお嬢さんでした。
いつも不思議だなと感じていた事は、私の友達が家に来たりした時に、小学生のころまで頻繁にオーラを見ては、友達に相手の心の中を伝えていました。(大人相手に)
ある日、私の友達が会社の社長に酷い事を言われ会社を辞めてしまい、精神状態がボロボロになり、我が家へ来ていた時です。
帰宅してリビングへ入って来たお嬢さんが、友達の事をじっと見つめながら「ねえ。どうしたの?オーラがカビ色になってるわよ。何かあったの?いつもはオレンジ色だったのに。」と大人口調で、話し始めました。
あまりの迫力のある言い方だったので、アラフォーの友達が小学生のお嬢さんに、会社で起きたことを話し始めました。もう相談しているようでした(笑)
友達の話をある程度聞いた後、「その人(社長)のオーラは、うん○色。こんなに汚いオーラの人を見たのは初めてよ。そうとう周りの人から恨まれている事をしている人。だから、会社辞めてよかったのよ。」と言い放ちました。
友達も少し落ち着いた様子になり、「なんで分かるのだろう?社長の事も見えているんだね。お嬢さんが大人に見えて、相談しちゃったよ。」と言っていました。
確かに、そのような事を伝えるときは、普段のお嬢さんとは違い、大人びた口調になり難しい日本語も使っていました。不思議でなりません。
こんな事がしばしばあり、お嬢さんは見えてしまう事に疲れを感じていたようです。
その後の見え方
生理が始まった頃から、見えなくすることが出来るようになってきたようです。本人は、「スイッチを切る、入れる」という表現をしています。
ただ、あまりに強い霊がいる場合は、見たくなくても見えてしまったり、背中に乗られて苦しんでいます。
先日、大学のサークルでカンボジアへ海外ボランティアに行きました。家を建てる仕事をしに行ったのですが、ワークが終わって観光をしていたら、沢山の霊がいる場所があり(場所の名前は書きません)その時から、咳が出続けダウンしてしまい、観光を続ける事が出来なくなってしまいました。
お嬢さんがカンボジアでダウンした事を知った時、お嬢さんの兄は「カンボジアは少し前まで内戦をしていて、大勢の人が虐殺にあった場所だから、お嬢さんが危ないなと思っていたよ。先入観を持つと良くないので、言わなかったんだよね。やはり見えてしまったか。」と言っていました。
小学1年生の時に、広島の原爆ドームへ行った時も「苦しい人がいっぱいいる。」と言いながら、ドームの前で泣き叫びました。
地下鉄サリン事件が起きた駅を通過する時も、大きな男の人が背中に乗ってきたと言い真っ青になり、地元へ帰るまで呼吸も苦しくなり、倒れました。
そのような不思議な現象を見た後は、記憶が無くなるそうです。そういう時は、やたらポカリスエットを飲ませてと言い飲んでいます。
あ、、、。本当に見えてしまうのだなと実感しましたTT
見えない私には不思議なことですが、お嬢さんから見ると、皆はなぜ見えないのか不思議らしいです。
たしかに、、、そうですよね?
自閉症スペクトラム(アスペルガー)と関係があることなのか分かりませんが、このような視覚を持って生まれてきてしまいました。
いつの日か、見たくないものが見えなくなる日が来る事を祈るばかりです。
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