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生きづらさをかかえながらも前向きに生きている我が家のお嬢さんが、発達障害をもつ1人として「偏見や差別をしてほしくない!私たちは生まれながら定型発達者の人とは違う能力を持ち生まれたの。何も悪いことをしているわけではない。だから私は堂々と生きていきたい。今は発達障害を隠す時代ではなくなってきたのよ。大丈夫!」と、言い始めました。

今回は、娘の意思を伝えたいと思います。

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発達障害を誤解した偏見と差別はいらない!

先日、お嬢さんが経営する紅茶専門店に雨の降る中足を運んで下さったお客様がいらっしゃいました。

カウンター越しに大好きな紅茶の話を始めたら止まらなくとても恥ずかしそうに話していらっしゃったのですが、若い従業員の顔がくもってきたのです。店のものとしてはとても恥ずかしいことです。

 

私がその態度を見ていたので慌てて話に入りました。話を聞いているととても紅茶の知識が豊富で聞き入ってしまったのですが、従業員がちょっとと私を呼び、話を聞きだすと長くなるから。。。というのです。従業員の話を聞く前に何を伝えたいのかわかったので、「大丈夫」と、怒りを抑えて従業員には鬼のような顔をして言い放ちました。

 

前置きが長くなりましたが、その事を大学から帰ってきたお嬢さんに伝えたのです。

 

お嬢さんは物事をはっきりいうので、「ママ、それね、、、発達障害を持つ人を差別や偏見ではなく人種差別っていうの。世界で人種差別をする人は恥ずかしいでしょ?今どきそんな人いる?人種差別する人間のほうがよほどどうかしているんだよ!世間ずれしてる。そんな人間いらない。」

 

人種差別は海外生活をしていた時に、決してしてはいけないと学んできました。この言葉を聞いた私は、そうとも言えるなあと感心しました。しっかりしてきたぞ!お嬢さん。

 

発達障害を隠さずに堂々と生きていきたい

亡き父から常に聞かされていた店の考え方があります。

 

紅茶を飲みながらゆっくり心地良い時間を楽しんでほしい。気取った紅茶ではなく、どこの家庭でも日常に飲める紅茶であること。

 

私は、父のこのような想いが好きでした。そして私もこの意思を受け継いでいきたいと思っています。店の店主として顔も出します。堂々と生きていきたいのです。

 

 

私の店はこちらからどうぞ。

 

発達障害でイジメにあったり1人で寂しい思いをしていたら、いつでもゆっくりしにお店にいらしてください。人は孤独を感じることが最もつらいことだと知っています。私も小学生の頃イジメにあい1年間登校しなかった時期がありました。ただ、イジメにあうのは被害を受けるだけでなく原因もあることも知りました。そのことはまた書いていきたいと思います。

 

できない事を発達障害のせいにしない

誰でも苦手なことがあると思いますが、私の場合は感覚過敏に苦しめられています。

▢聴覚過敏

 打楽器、ドライヤー、工事現場、ドライタオル、掃除機などなど

 

▢味覚過敏

 苦い、辛い、食感などなど

 

▢視覚過敏

 見えなくて良いものまで見えてしまう

 

▢人見知り

 人に話しかけることが苦手

 

しかし、これらのことは大人になっていくと上手く避けて生きていけることもあります。聴覚過敏では、ヘッドホンをして好きな曲を聴き、味覚過敏は食べたいものを食べればよい。見えなくて良いものまで見えてしまうのは、できるだけ見ないようにすることができるようになりました。

人見知りが最も重要だと思います。イジメにあった経験があると、友達になりたい人に話しかけることすらできないと思いがちですよね。勇気を出して自分から声をかけるようにしています。自分から行動をとらないことには何も始まらないと思います。

 

できないことや失敗をすると、なにかのせいにしたくなります。

 

失敗しても良いじゃない!最初からできる人はいない。完璧な人もいない。このことは発達障害があるないに関係がないと思っています。

発達障害で特別な能力があることを発見して、そのことで努力していけたら良いなと思います。

発達障害のせいにした考えの人生は送りたくありません。自分に良い環境を作り、新しいことにチャレンジしていこうと思います。

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これからもよろしくお願いします

父が経営していた店は2019年12月15日で40周年記念を迎えます。40周年記念が終わったら、いろいろな事情で一時店を閉めることになりました。(2020年1月12日)

ただいま移転先を探しています。リニューアルオープンの日が決まりましたらまたお伝えしたいと思います。

 

その間は、店のブログやこちらのブログで大学生活と店の情報を書いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 


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