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子育て最中には、子供に向ける言葉選びはとても重要だと思います。知り合いのお母さんが子供の話をしている時に「うちの子はバカだから。」と、いうのが口癖の方がいらっしゃいました。余計なことかもしれませんが、聞いていても気分が悪くなるので、1度注意をしたことがあるのです。

 

「バカと言っていると本当にバカになってしまうよ!」と伝えると、「だって本当にバカなんだもん、イライラする。」という返事か返ってきました。

 

毒を吐いていることに気が付かない母親に育てられた子供はどうなったでしょうか?

 

やはり、、、。という結果です。子育ての失敗例で被害者は子供です。

 

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「バカ」と言われる子供の心理

あなたはバカだと否定され続けて育った子供は、自分のことを好きになることができなくなってしまいます。自分がまだ何者なのかもわかっていない状態ですので、親から否定されることで「自分はダメな人間なんだ」という心理状態に陥ってしまいます。

 

子供にとって大好きな存在であるのは両親であり、親から認めて欲しいという願望を強く持っています。

 

ところが否定されるということは、その大好きな親が自分のことを認めてくれないといことです。親に嫌われているのではないかという気持ちが芽生えるので、これ以上嫌われてはいけないと思っていつもビクビクして過ごすことになります。

 

そうすると自信を持つことなど到底できませんし、将来も誰かの顔色をうかがうことになります。さらに進めば自暴自棄になり、自分のことを大切にすることができなくなります。

 

子どもに言ってはいけない言葉

▢何回も同じことを言わせないで

何度言っても同じミスをしてしまう子供には、反省していないのではないかと思って、ついつい小言も言いたくなってしまいます。ですが子供も反省はしているもののまだ集中力が育っていないだけなので、反省の気持ちを否定しないでください。

▢他の子は出来てるよ

兄弟や同学年のお友達が出来ていると発破をかけようとしてしまいますが逆効果です。比べられることで自分を見失います。

▢もっと頑張りなさい

自分では十分頑張っているつもりなので、その頑張りを認めてもらえないことは自尊心を傷つけることになります。

▢こうしなさい

自分で考えて実戦している行動に対して別の方法を命令されると、自分の考えを否定された気持ちになってしまいます。

▢もう疲れちゃう

親が子育てに疲れていることを子供の前で言うことで、子供は自分が親に迷惑を掛けていると考えるようになり、自分は邪魔な存在だと思ってしまいます。

▢バカだから

言われ続けると本当にバカだと思い込み、自信のない大人に成長してしまいます。

 

 支配力が強い母親の特徴

自分の理想を押し付ける、他人と自分の子どもを比較する、子供が好きなことを選ばせないやらせないなど、支配力が強い母親は自分と子供が別の人間だということを理解できていません。子供を自分の所有物だと思い込み、子供の人格を無視して自分の思い通りに動かそうとします。
 

支配力が強い母親は自分で子供の理想像を作りだし、その通りにするように子供に強制します。また子供の意思を無視して自分の夢を託そうとするなどをし、子供が自主的にやりたいと思えることを選ばせてあげることができません。

こうして育てられることで子供は自分を殺して従順になろうとしてしまい、自分というものが育たなくなります。また支配力が強い母親は他人の子供と比較して一喜一憂するので自分の子供が見えていません。

比較して良ければ褒めますが、悪ければ怒ることになり、自分の子供の個性というものを認めることをしないのです。母親の見栄ばかりです。

 

 口うるさい母親の特徴

子供が行動するよりも早く何でも言ってしまう口うるさい母親は、子供の成長を阻害します。

口うるさい母親は常に子供の行動をチェックしていて、出来ていない部分を目ざとく見つけては指示を出してきます。子供には子供のペースというものがありますが、それを頭に入れず大人と同じように考えて指摘をしてきます。

また、子供が自分なりに考えてスケジュールを組んでいても、それを否定して自分が決めたスケジュールで管理をしようとします。口うるさい母親は適切な指導をしているつもりになっていますが、子供からすれば自分のペースを崩されてしまうので考えることを放棄するようになります。

口うるさい母親は常に自分が気になっていることを口に出すので、本人は指導をしているつもりでも子供にとっては行動を制限されている心境になるのです。

 

バカと否定されて育った子供の結果

子育てをしている最中に自分の子供のことを「バカ」と否定する親がいますが、そんな育てられ方をした子供は大きくなってからもずっと自分を「バカ」だと思うようになります。バカのひと言は、最も人格を気づ付けます。

そうすると自分は他の人よりも劣った人間だと感じていますので、他人に迷惑をかけないことを第一に考えるようになります。そのため集団生活の中では目立たないようにしようとして、おとなしい自分を出せない子供に成長することになります。

自分を出せないということは他人とのコミュニケーションをうまく取れないということになります。その結果、友達を作ることも難しくなりますし、学校も息苦しい場所でしかなくなってしまいます。そうして学校にも行きたくないので不登校になり、卒業できないどころか他人との関わりを断って引きこもりになってしまうのです。

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まとめ

子供は自分の所有物ではありません。自分のお腹から1度出たら1人の人間です。

 

1番近くで支えになってあげないとならない母親という立場なのに、バカだからといちいち言われていたらどうなるか予想ができますよね?自分が言われたら嫌なことは、子供にも使ってはいけないと思います。近所でこのような母親の元で育てられた娘さんを見るたびにつらくなります。

 

その子供は大学受験にも失敗し、専門学校へ行きましたが「バカだから友達が1人もいないのよ。」と、子供が大人になってからも毒を吐く母親の口癖は直りませんでした。そして、その娘さんは、専門学校も卒業できずひきこもりになってしまいました。外を歩いている時はうつむきかげんで、青白い顔をしています。本当はとても美人さんなんですよ。

 

理想やプライドばかり高い母親こそ、本物のバカだとしか思えません。言葉の暴力が口癖になり、そのことに気づけない母親は子供の一生をこわしてしまうのです。気を付けたいですね。

 

幼い頃のかわいらしい笑顔を早く取り戻してほしいと願うばかりです。

 

 

最後までお付き合くださりありがとうございました。

 

追伸:父親もひきこもりになってしまいました(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

バカというより出来たことをほめると良いのにね!

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