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発達障害であるアスペルガー症候群やADHD(注意欠陥)が遺伝したらどうしようと、思われる方もいらっしゃるかと思います。本人が発達障害の場合と、結婚相手が発達障害だったり、いとこや家系に発達障害の方がいる場合に悩む方もいらっしゃるのかな?と、思います。

 

我が家は、娘が自閉症スペクトラムとADHDです。その上、母である私はADHD(注意欠陥)という家系です。遺伝かな?など考えたこともありました。心配し過ぎて一人でこっそりと調べたのですが、遺伝するかどうかは研究段階のようです。

 

発達障害の本人が悩むのですから、定型発達の方は遺伝だったらどうしようと、怖くてたまらないのではないでしょうか?

 

というのも、息子に彼女がいるので、どのように発達障害の家族を持つ息子との交際を考えているのか、心配になったからです。

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発達障害は遺伝するか

自閉症スペクトラム、ADHDが遺伝する確立は、遺伝子が主な要因だが遺伝と環境二つの要因があるそうです。遺伝と環境要因が複雑に組み合わさって発達障害が生まれるということです。環境要因というのは、親の育て方が悪いという事ではありません。出産時の親の年齢や、出産時の合併症のことです。

 

ADHDに関しては、同じ家系で出やすいが、遺伝すると言う事ではありません。血縁者だと遺伝子を持ちやすい「家族性」があるということです。

 

prevalence2

 このように見ると遺伝要因の大きさに圧倒されますが、実は今回の研究では環境要因にも注目されています。実は遺伝要因と環境要因は同じだけ影響していて、どちらかが影響するのではなく、どちらも影響しているということもわかりました。

出典:kaien

発達障害当事者の我が家の家系

 

う~ん!面白い人が目立ちます(笑)

 

しかし、発達障害の検査受けているわけではありません。

 

先ずは母方の祖父(母の祖父)からいってみましょう!

 

若くして他界したので、会った事はありませんが、母と叔母からの共通の話です。

 

祖父は、英語とドイツ語の学者のようでした。不気味な行動を2つしていたそうです。

 

毎晩、布団に入って横になると、腕を上げスペルを空中に書き、辞書を暗記するとそのページを口に入れ始め、食べていたそうです(笑)

 

もう1つは趣味なのですが、いろいろなお墓の写真を撮影していたそうです。この件に関しては、叔母が不気味だったと言っています。そんな祖父でしたので、祖母は耐え切れなくなったのでしょうか?子供を4人残し、逃走して長い時間、行方不明だったそうです。

 

上の叔母は、数学の教師をしていたせいか、難問を解いていく事が快感だと言って、数学の問題をよく解いていました。(理解できないわ)

常に一人でお喋りをしています。会話の内容が楽しいので聞いていても飽きることはないのですが、会話に割り込むことが難易度であります。

 

下の叔母は、数年前から「私はおかしい。絶対アスペルガーよ。」と言い始めています。アスペルガーなのか分かりませんが、社会性が無く人との関わりがほとんどとれません。親戚にすら連絡を取る事すらできず、私にやらせるくらいです。ただ、いつも笑っているのが救いです。

 

下の叔母の娘(いとこ)は、幼い頃から人と会話が出来ず、やる事がないので勉強ばかりしていました。幸い結婚はしましたが、同じ人と2回結婚をしています。コミュニケーションが不得意なので、フランス語の翻訳家と雑誌のライターをし、パソコンに向かっている日々を過ごしています。いとこは、幼稚園に入学する前辺りから、他人とコミュニケーションをとれなくなり、時々ふふふと笑うくらいです。

 

父親は、記録映画を製作していたので、幼い頃からあまり会う機会がなかったのですが、好きな事しか出来ない人だった記憶があります。その上、女性関係が酷い人でした(爆)

 

ですが、若くして他界しましたが、幼い頃からバレエをしていたようで、いつも家の中で踊っていました。料理中も踊りながら天ぷらなどを揚げていたので、ハラハラしながら見ていた記憶があります。他の家のお母さんもそんな感じなのかと思っていました。しかし、高校生の頃になり気が付いたのですが、他の家のお母さんはもっと落ち着きがあるのだなぁ、、、と感じました(笑)

 

母は、家事が完ぺき主義でしたので、常に掃除をしていた印象があります。誇りが嫌いで、常に誇りを取りながら移動していました。(私とは正反対)潔癖症だったのだと思います。尊敬している1つに、常に笑顔が耐えない明るい呑気なタイプでした。

 

 

は、幼い頃は他動気味でお喋りでしたが、中学生頃から暗くなり、私が見ても広汎性発達障害ではないかというくらい、コミュニケーション能力が低いと思います。自分の意志を伝達する事が出来ないので、家出をしたり衝動的な行動をしていました。

 

は、幼い頃から言ってはいけないことを口に出して言うタイプで、常に母から叱られていました。いまだに治りません。彼女に飲ませる薬は無いようですが、社会性はとてもあります。

 

小学生の時に計測したIQがとても高く、学校の先生が家に来て困った感じで伝えに来ていました。そのIQの高さを使うことなく、今に至った感じです(笑)

 

父方の親戚はあまり分かりませんが、目だって不思議な人はいないような気がします。

 

公表をしてしまいましたが、発達障害がどの程度遺伝をするのかと言う事でした!(結局、遺伝かどうかは分かりませんが、不思議ちゃんが多い家系です)

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定型発達の息子と発達障害の遺伝の話をしてみた

 

結婚を数年後にしたいという定型発達の息子と、発達障害の遺伝についての話をしましたが、息子の方が大学で学んでいたらしく詳しかったのです。

 

息子:「遺伝要因もあると分かっているが、それだけではない様だよ。育った環境などの後からなる環境も関わっていると、大学では勉強をした。ある本にも書いてあるが、それはもっと勉強をしてから伝えるよ。余計な事を伝えると混乱しちゃうでしょ?遺伝だけなら俺も発達障害になるよ。まあ、お母さんは普通ではないし、僕のいる環境もおかしいけどね。あはは!」

 

母:「彼女は、このような家系である事を理解しているの?」と、一番心配なことを質問してみました。

 

息子:「知ってるよ。そんなに器の小さい人ではないよ。安心してよ。皆、どこかしらおかしな特徴はあるのだからね。今どき、大学では、ほとんどの人が発達障害の授業を受けるし、また勉強をしていないと社会に出たら発達障害の人が沢山いるので、理解し合えないと仕事にならないのだよ。」

 

まとめ

息子のいる環境では、私たち古い世代より若者の方が大学の授業で学び、発達障害を知らない人は少ないよと言っていました。また、遺伝を気にしていたら、何もできないし、発達障害者を認めていないことになると言っていました。

 

生きている中で、健常者から障害者になることもあるのに、それを受け入れないのと同じことだよとも言っていました。

 

若い世代の人の方が、あまり偏見を持っていないようなので、明るい未来がやってくるのもそう遠くではないのかなと思いました。そうなって欲しいと願いも込めています。

 

最後までお付き合い下さり有り難うございました。

 

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