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発達障害である娘は、空間認知能力が低くとにかく怪我ばかりしていました。空間認識能力が低いという事は、自閉症スペクトラム(アスペペルガー)であることが分かった時に、検査を受け分かっていました。

 

物と物の距離感を測るのが弱い感じです。しかし、小学4年生の体育の授業で、こんなに恐ろしい事故が起きるとは思ってもいませんでした。

 

この事に関しては、小学校へも憤りを覚えています。

 

アスペルガー星から来たお嬢さん はじめにはこちらからです★

 

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空間認識能力が低いために起きた授業中の事故

 

小学校には当時のアスペルガーと広汎性発達障害、現在の自閉症スペクトラムです。ADHD(注意欠陥)である事は伝えてあります。発達障害のため、空間認知能力が低い事も伝えてありました。

 

この様な事故が起きると怖いので、空間認知能力が低いことも説明をしていました。幼いころから怪我が絶えなかったので心配だったからです。

 

しかし、恐れていた事故が体育の授業中に起きてしまいました。小学4年生の時の話です。

 

体育のソフトボールの授業でのじこです。クラスメイトが、素振りをしている金属バットで、頭を殴られ意識を失いました。学校から脳外科へ搬送された時の事です。

 

学校から事故の知らせを聞き、慌てて脳外科へ駆けつけた時はCT検査が終わり、娘は校長先生に抱かれ眠っていました。

 

「意識が戻り今眠っているところです。」と校長先生から伝えられ、抱いていてくれるとおっしゃるので、主治医の話を聞きに診察室へ入りました。

 

CT検査では問題が無いが、頭を打った場合は後から症状が出ることがあるので、吐き気がある場合は救急車を呼んで来てくださいとのことでした。

 

しばらくの間は安静です。

 

病院のロビーに行くと、まだ校長先生が娘を抱いていてくれていましたが、二人で何か話している姿が見えました。意識が戻ったようです。

 

私は当然、娘を車に乗せて帰宅しようとしていましたが、娘が帰らないと言い始めました。

 

不安な時は、私から離れない娘が何を言っているのか理解ができず、どうして家に帰りたくないのか聞いてみました。

 

「校長先生の車で学校に行く。給食を食べたい。」と、校長先生にしがみついて言うではありませんか。

 

え?!こんな時に給食?

 

食が細い娘から、給食を食べたいという言葉を聞くとは思いませんでした。

 

家で静かに寝ていないといけない事を伝えると、校長先生の首に手を回し、泣きながら「給食を食べたい。」と言うのです。

 

当時4年生でしたが、精神年齢は3~4年遅れていたので、まるで赤ん坊のようでした。

 

もう給食の時間になるので、校長先生も困り果てた末、私が学校の廊下で待機をして、娘に給食だけ食べてもらう事にしました。

 

しかも、学校へ帰るときには私の車ではなく、校長先生の車に乗りたいと言うので、学校まで連れて帰ってもらう事にしました。

 

娘は、アスペルガー症候群と広汎性発達障害、ADHDを持っていますが友達の中にいることが好きなのです。発達障害でも、個性は人それぞれです。

 

いじめられている時でも、その空気を察する事が出来ず、友達や先生のことが大好きでした。

 

4年生の時は、大きないじめには合いませんでしたが、空気を察する事ができない娘を見ていることが、母としてはとても辛くてたまりませんでした。

 

話がそれましたが、学校で給食を沢山食べるのかと思いながら廊下で待機をしていたら、大好きなゼリーを食べたかっただけのようでした^^

 

家でもゼリーやデザートを、いくらでも食べさせてあげているのに、「なんだろう。。。?」って感じです。

 

学校側の事故説明に憤りを覚える

 

給食の時間が終わり娘を引き取る際に、担任(若い女性)の先生に挨拶をしがてら、体育の時間にどのような状況で、娘が怪我をしたのか伺いましたが、「見ていませんでした。」の一言でした。

 

はー!?おいおい!それだけか!

 

担任は病院から教室に連れて行ったときにも、挨拶どころか会釈もせず知らん顔をしていたので不信に思い、聞いてみたのですが、「見ていませんでした。」の一言です。

 

謝ってくれとは言いませんが、教師として社会人として「申し訳ございません。目を離した一瞬でした。」くらいの言葉を言えないのか?と内心腹立たしく感じました。(担任なのですから)

 

発達障害の娘は、担任になった先生のことを、誰でも信頼をし大好きになるので、娘の前で大好きな先生に怒をぶつける事ができず、ぐっと我慢しましたよTT

 

憤りを覚えました!

 

 

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発達障害の娘に気を付ける行動を伝えてみた

 

帰宅後、娘に金属バットだけではなく、縄跳びなどでも友達がやっているときには、ぶつかるほど近寄ってはいけないことを伝えました。しかし、娘には「ぶつかるほど近づいてはいない」という言葉の意味が理解できない様子でした。

 

う~ん、発達障害の娘には、距離感と曖昧な言葉の意味が分からないのです。近づいてはいけないというと、全ての事に近づかなくなりかねません。

 

仕方がないので、私がゴムボールを持ち、娘に近寄ります。どこの距離まで来ると、ボールが体に当たってしまうのか説明をしました。分かったような、分かっていないような様子でしたが、繰り返し教えて行くしかありませんでした。

 

空間認識能力が低いと、距離感が分からないので危険な事故を度々起こしてしまいます。これは本当に危険な脳の作りだと思います。

 

現在は大学1年生(21歳)、苦手な運動をしていないので、このような事故は起きていません。娘は、自転車や車の運転は一生できないと言っています。空間認識能力が低いことを、自覚しているのです。

 

空間認識能力が低い方は、こんなはずではなかったと後悔しない様に、お気をつけてください。

 

 

【方向音痴】病気は発達障害が原因だった知って欲しい困難なことはこちらからです★

 

 

最後までお付き合い下さり有り難うございました。

 

 

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