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自閉症や発達障害、ADHD(注意欠陥)の人は、感覚過敏や鈍麻を持っていることが多いのですが、我が家のお嬢さん(娘)の感覚鈍麻は体の不調を感じづらいだけではありません。

 

 

何度も書いていますが、お嬢さんは、おとなしかったのに怪我が耐えない子供でした。運動神経は、かわいそうなくらい無いのですが、なぜか木登りが上手で、高いところが好きな子供でした。

 

 

 

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発達障害の子供の好きな高いところ

 

ある日、私が外出先から帰るのに自宅の庭を通り過ぎようとしたら、高い所からかん高い声が聞こえてきたのです。

 

「ママ~!どーこだ!」

 

私がキョロキョロしていると、「ここだよ!ここ!」と言うので、声がする方を見上げると、お嬢さんが庭の大きく伸びた桑の木の上で、口の周りを真っ黒にして桑の実を食べながら、ケラケラ笑っていました。

 

2m以上の高さの所から、まるでお猿さんのように、片手で木を摑まりもう片方には桑の実を持っていたんです。

 

「こら!なにやっているの!」と言いたかったが、驚いて落下してしまうといけないので、「そこで待っていてね。」と伝え、慌てて玄関から入り庭に出ました。

 

ハラハラしている私を見て、「ママも食べる?美味しいよ。」と、無邪気な顔をして言うではないですか。

 

「ママも食べたいから、下に降りてきてちょうだい。ゆっくりね。」と言い、娘を木から下ろさせました。

 

どのくらい長い間、木に登っていたのでしょうか。家の横の道を通る近所の人にも、桑の木の上から声をかけていたことが、後日分かりました(笑)

 

近所の人に、「○○ちゃんが、木の上から桑の実をくれたわ。」という話を、数名から聞いたのです。

 

大人の反応が面白く、このような事をしていたようです。

 

高い所に登り、怪我をした事件はまだまだありますが、なぜ発達障害(アスペルガー)の子供は、このような事をしていたのでしょうか。

 

自閉症の子供が高い所に上りたがる理由

自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)や、ADHD(注意欠陥)の子供は、感覚鈍麻で高い所に上りたがる子供がいます。

 

感覚過敏や鈍麻であるため、定型発達者と感じ方が違うことがあり刺激を求めるのです。

 

普段見ることが出来ない高い所から見る風景や、その行動を見た大人の反応などを見て刺激を受けたいのです。

 

感覚は脳の伝達であるので、感情や記憶、自律神経などと関係しています。とにかく刺激が好きです。

 

高いところに登るやめさせる方法

我が家の場合ですが、何事も危険な理由をお嬢さん(娘)にゆっくり伝えます。

 

小学生の頃までは、説明をしても私の顔を見ているだけで、理解したのかしていないのか分からない状態でした。

 

ただ人の顔をじっと見ているのですが、私から見ると私の口元や右目、左目というように部分的に見ているので、これは人の話を聞いていないなと判断しました。(意識が興味がある方へ行っている状態)

 

桑の木があると、お嬢さんを家に置いて出かけられないので、翌日に植木屋さんに来てもらい桑の木を切って処分してもらいました(笑)

 

お嬢さんが大好きだった桑の木を抜いてしまうのはかわいそうでしたが、何事も怪我や事件が起きてからでは遅すぎるので、早目に行動を取ります。

 

というのも、いろいろ事件を起こしてくれていたからですTT

 

気が休まるときがない~!

 

いろいろな事件は、また書いていこうと思います^^

 

【発達障害】空間認知能力が低く学校の授業中に事故が起きたはこちらからです。

 

空間認知能力が低い人特徴発達障害の娘の怪我と絵はこちらからです。

 

感覚過敏と鈍麻の記事です

 

 

最後までお付き合いくださり有り難うございました。

 

 

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