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「アスペルガー星から来たお嬢さん」を読んでくださっている方は、同じ境遇の子供だったり、ご本人が発達障害の方も多いかと思います。

 

私はお嬢さん(娘)が検査を受け、当時のアスペルガー症候群、広汎性発達障害、ADHD(注意欠陥、多動症)という診断が出た時まで、現在の自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群)という発達障害を知りませんでした。

 

皆さんのお子さんやご自身の発達障害の診断結果がおりた時は、どのような気持ちになりましたか?

 

アスペルガー星から来たお嬢さん自己紹介はこちらから!

 

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自閉症スペクトラムという結果がおりた時

お嬢さんは神奈川県立こども医療センターに、発達障害ではなく発育不全のため、生後2か月の時から通院していました。

 

当時は、ミルクを飲まない、成長が遅いという事でしたが、小学3年生の時に担当医から「念のため精神科の受診をしてみましょう。」と突然言われ、私は大混乱しました。

 

なぜ精神科の受診をしなくてはならないのか、受け入れられず担当医にしつこく尋ねましたが、「念のためです。大丈夫です。」とだけ言われ、精神科の受診を受ける事になりました。

 

知能指数や自閉症のテストを受ける事を知ったのは、精神科の受診を受けた時です。

 

「知能指数(IQ)ね、なんだか知ってる。成長が少し遅いからだわ。」と、呑気に構えていました。検査は1日では終わりませんでした。何度か検査を受けた記憶が残っています。

 

検査結果を聞く日になりました。診察室へ入ると、「なんだか医者の顔が暗い。何かあったのかしら?」とお得意の直感が働いてしまいました。

 

医者が「検査結果なのですが、、、残念ですが検査の中で、自閉症の子供が選ぶ答えを全て選んでしまいました。診断名はアスペルガー症候群、広汎性発達障害、注意欠陥症です。」

 

医者の言葉が難しすぎて、私の頭の中に入ってきませんでした。

 

呆然として「この子はどうなってしまうのですか?普通の社会で生きていく事は難しいのですか?」と尋ねました。

 

「お母さんと同じく、自由に世の中に羽ばたく事が出来ないと言う事です。」と医者は言いました。

 

は~?!私と同じですって?

 

私、障害は持っていませんけど!!!!!

 

 

医者が「いえ、検査をしたら同じ結果が出ると思いますよ。」と、言うではありませんか。

 

検査もしていないのに、おかしくないか?

 

こいつ、気が狂ってる!

 

と思いましたが、怒る気持ちを抑え、お嬢さんのこれからの事を質問していきました。(大人なので)

 

医者に言われた一言で気持ちが変わった

 

医者:「育てにくい子供だったのは、これらの障害のせいです。お母さんの育て方が間違えていたのではありません。」

 

その言葉を聞いた瞬間、物を失くしたり、伝達事項がうまくいかなかったり、言葉通りの行動をしてしまうのは障害のせいだったと知り、原因が分かったので、私は何故か安堵してしまいました。

 

次に、このような障害を持たせてしまった事に対し、お嬢さんに申し訳ない気持ちでいっぱいになり、涙が溢れてきました。

 

そして、アスペルガーには飲ませる薬はないということをこの場で知り、この子をこれからどうやって育てていけばよいのかと不安でいっぱいになりました。

 

アスペルガーだとお嬢さんの父親に伝える

検査結果が出たときは、お嬢さんの父親とは離婚していました。しかし、娘の事なので伝えないわけにいかなかったのです。勇気を出して伝える事にしました。元夫は、社会的地位があり、仕事では成功者です。

 

そんな元夫の口から出た言葉が、「お前のせいだ!そっくりじゃないか!」の一言でした。

 

その言葉を聞いた瞬間、「伝えなければ良かった。離婚して良かった。」と心から思いました。

 

その後も元夫は、お嬢さんの障害をなかなか認めることはありませんでした。本を読んで調べてみると言う事もしていなかったと思います。

 

アスペルガーの人は、見かけは定型発達者と同じなので理解されづらい問題があります。その事が1番の苦しみなのですが、元夫は「どこもおかしくないじゃないか。何が障害だ、医者がおかしいんだ。」と、会う度に言っていました。

 

その言葉を聞く度に、情けない人だ。ばかやろー!と、心の中で叫びました(笑)

 

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発達障害アスペルガーと診断されてまとめ

お嬢さんが診断された頃は、日本ではまだ自閉症スペクトラム(アスペルガー)が、現在より世間に知られていなかったと思います。

 

その当時、従兄弟がヨーロッパやアメリカで生活をしていたので、発達障害を普通の生活の中で知っていました。「日本を出て、アメリカにおいでよ。障害者も健常者も差別がないから、日本より楽に生活ができるよ。」と言ってくれた事を思い出します。

 

私も知識がなかったので、勉強会などに参加したり本を読みあさっていました。早く日本の学校や、社会で理解してもらえるよう願っています。

 

おまけ

私は、その後も医療機関で診断を受けておりません。ただ、自分自身でお嬢さんよりも、重い発達障害だと分かっています。

 

感覚過敏や二次障害も過去にありましたが、自分の体と心と上手に付き合いながら、出来るだけ他人に迷惑をかけず、自分の得意分野をいかして生きていけたらと思っています。

 

「変わり者と言われても良いじゃない。変わり者でないと普通の人と同じことしか出来ないのだから。」なんて言って、自分を励ましています^^

 

現在、私の近くにいてくれる人たちは、私が発達障害だろうなと気がついていて、いつも温かく見守ってくれています。(大切な人には発達障害と言う事を伝えました。おかしいなと思われて嫌われるのがいやなので、発達障害でも良かったらお付き合いをして欲しいと言う事です。逆に去って欲しい人にも伝えた事があります。子供のことや、弱者の気持ちを理解しようとしない傲慢な人はお断りです。←また毒を吐いているW)

 

1番近い人は、時には「このことが理解できない?」と言われながら、理解できるように説明をしてくれることもあります。おかしな行動をした時には「いいの、いいの個性なんだから。」と、他の人に言ってくれることもあります。その言葉を聞いて、なんかおかしな行動をしたのかな?と感じる時もありますが、理解ある人の中にいられるので、疲労を感じる事があまりありません。とても楽になりました。

 

ただ、「会社勤めはだめだよ。いじめられるから。」と言われています(笑)

 

発達障害で面倒な私を受け入れてくれている友人達に感謝しています。ありがとう^^

 

最後までお付き合いくださり有り難うございました。

 

 

⇊その後、発達障害の検査を受けた詳細はこちらから!

 

【大人の発達障害】アラフィフでWAIS-Ⅲ(大人の知能テスト)を受けた備忘録はこちらからです。

 

大人の発達障害アラフィフになって受けてみた検査と結果はこちらからです。

 

【大人の発達障害】アラフィフが受けたWAIS-III検査結果は納得できないはこちらからです。

 

 

 

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