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ADHDという言葉、最近はよく耳にするのではないでしょうか?

 

聞いたことはあるけどよくわからない、もしかしたら私ADHDかもしれないと思っている方に、具体的にADHDのわたしの日常を原因から症状、対策まで詳しく書いていきたいと思います。

 

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ADHD女性の特徴とわたしの症状 

発達障害のADHDは「注意欠陥」や「多動性」「衝動性」といった特徴があります。

 

なにやら難しくきこえてしまいそうですが、おおまかに「注意の欠如」は気が散りやすく、ケアレスミスや忘れ物などが多くなることです。そのため、ひとつのことに集中し続けるのが難しいという方もおられます。

 

そして、我慢しようとしてもじっとしていられなくて、貧乏ゆすりなどをしてしまう症状のことを「多動性」と呼び、ADHDの人でも特に子どもの頃に強くでる傾向があるようです。

 

「衝動性」は思い立ったら後先考えずに行動してしまうことです。思ったことをそのまま言ってしまったり、節約しなければならない時でもつい衝動買いをしてしまったり…気をつけてもうまくいかずに、困っている人がたくさんいます。

 

わたしは、注意欠陥と衝動性が強く出ていると思います。多動性はまったく無くどちらかというと、じーっとしていることが多いです。ただし脳内多動でフル回転です。

 

ADHDの原因

では、ADHDの原因とはどのようなことでおきるのでしょうか。

 

ADHDは、脳の「前頭前野」という部分の働きにかたよりがあることや、アドレナリンなどの神経伝達物質が少ないことが原因だと考えられています。

 

また、遺伝的要素も考えられますが、親がADHDだからといって必ず子どももADHDになるとは限りません。今現在、ADHDの原因については「これだ」と断定できるものがないのが事実です。

 

ただひとつ言えるのは、決して親の育て方が悪いわけでも、本人がなまけているわけでもないということです。誰のせいでもありません。

誰かのせいにできたら楽なのにな~なんて思ったりもします^^;

 

ADHDのわたしが繰り返す失敗

ADHDを持つわたしは、スケジュール管理が苦手です。たとえば家族と外出する日時をわすれて、何度も「でかけるのはいつだっけ?」と確認しては家族に「カレンダーに自分で書いたでしょ」と言われ、初めて気付く…なんてこともしばしばあります。

 

さらに、いつも余裕をもってでかける準備をしようとしても、直前でやっぱりバタバタとせわしなくすることが日常茶飯事です。

 

また、よく物をなくすので、「あれ!メガネがない!」とか、「あの本どこに置いたんだろう?」ということも頻繁にあるため、家の中を大捜索していたら、いつのまにか部屋がグチャグチャになっていたりもします(笑)

 

この物を失くすというのは、失くすではなく無意識に物を置いてしまうのです。先日は、メダカの餌がない!いつも水槽の後ろに隠しておいているのに、どこを探してもなく気持ちがざわざわし始めたのです。あきらめてスーパーへ餌を買いに行こうとしていた時に、玄関のポストの中の郵便物があるかな?と確認したら、ポストの中にメダカの餌が入っていました(+_+)

意味不明です。。。

 

ADHDのわたしの生活は、とにかく毎日がめまぐるしく、ストーリーが変わる漫画のようにドタバタしているのです。本当に自分で自分を疲れさせているのです。

 

ADHDのわたしの苦手なこと

2つ以上の仕事などがあると、どちらも手がつけられなくなります。優先順位をいちおうつけるのですが、もう片方が気になり集中できなくなることがしばしばあります。そのため、あちこち作業をしてしまい仕事がはかどらないことがあります。1つのことしかできないという事です。

 

最大の苦手なことは、何度も書いていますが方向音痴です。これは生きていく上でとても厄介な特徴です。知らない場所へ行く前は、かなりのストレスになるからです。出かける前に疲労困憊してしまいます。

 

歴史の理解ができないことです。目に見えない過去の事なので、恐竜の話などで絶滅の原因などがよく話題になりますが「それ誰が見たの?どうして化石から判断できるの?本当なの?」と、素直に聞くことができません。

 

そのことについては、息子から言われた言葉があります。

 

息子:「歴史は国により習うことがちがうので、確実なことはないんだよ。だから、そんなことにこだわらなくて良い。見たことがないから歴史好きにはロマンを感じるのだよ。」

 

わたし:「あ、ロマン?そう思えば歴史も楽しうなれそう。中学生の時に、ロマンだと教えてくれたら成績が上がっていたかもしれないね。」

 

息子:「それはないと思うよ。過去のことは気にしないんでしょ?」

 

わたし:「そう。気にしていたら前に進めない。」

 

 

あまりにもひどい方向音痴なわたしはこちらからです(-_-;)

 

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衝動的なわたしの行動

 

友達から「行動的でよいわね。」と、言われていたのを鵜呑みにしていました。ピン!ときたら考える前に行動に移しているので、いろいろな事にチャレンジする機会が多いと思います。しかし残念なことに行動的ではなく、ADHD特徴の1つである衝動的だったのです。

 

例えば語学(習い事)や仕事では特に強く出てしまうと思います。興味がおきると次の日には語学教室に通っていたりしました。

少しだけ身についた語学を使わないともったいないと思うと、その国の友達をつくり文法より先に会話ができるようになりたいので、インターネットを使い友達になった方とヘタな会話にあけくれます。「発音がおかしくて恥ずかしい気持ちがないの?」と、よく聞かれますが、聞かれてから「恥ずかしいことなの?」と感じ方が違うようで不思議です。

 

まあ、書き出したらキリがないので止めておきます(笑)

 

ただ、ピンとこなく考えて悩むことには手を出さないことにしています。悩んだことをしかたなくやってみた時に成功したためしがないからです。

 

お金に関しては、使えるだけのお金を最小限に財布に入れています。計算が得意でないので、足し算引き算が出来る範囲の小さな額にしています。この事に関しては、計算が苦手で良かったと思います。

 

こんなにもひどい算数とわたしはこちらからです^^;

 

ADHDのわたしが生活で工夫していること

ADHDの女性は、注意の欠陥によって、ついつい本来の予定通りに行動できいことがしばしばあります。そのため、なるべくスケジュールに書いたり、スマホのカレンダーに予定を入力して対策をします。しかしここで問題なのが、スマホに頼りすぎているとスマホ音を消していることが多いので、スケジュールに気づくことなく予定を忘れる日が多いのです。

 

友達との約束もすっかり忘れ、友達から「今日大丈夫?どこのレストランにする?」と、電話がきてから思い出しあわててしまいます。約束していたので友達に会いには行きますが、電話口で平常心をキープすることに必死です。(バレては困る)

 

なので、まわりの人と予定を共有して教えてもらうこともあります。

 

 

大好きな料理をしていてるときは料理だけに集中すると、同時に3品くらい作ることができます。かなり速いですよ(笑)

 

しかし、電話が鳴ったり誰かに話しかけられたりすると、注意がそちらに向いてしまうので料理をしていたことを忘れてしまう事もあります。

 

「え?数秒前まで料理をしていたのに忘れるの?」と驚かれると思いますが、1番驚くのはこのわたしです。鍋が焦げた臭いで気が付くのですから。。。

 

過集中や注意がそれることがあるので、料理や仕事をしている時は、タイマーを使うことを心がけています。カバンの中の物を探す作業も時間がかかるので、PASMOや家の鍵はカバンにくくりつけています。

 

そのように物理的な対策を考えることに加え、失敗しても「それが自分の個性」だと捉え、深く考えすぎないようにしています。気にしていたら生きていけないレベルなのです。

 

 

友達から見たADHDのわたし

友達にADHDのわたしの印象をアンケート調査をしてみました!

・人見知りが激しい

・無邪気で子どもっぽい

・いじられキャラ

・おっちょこちょい

・良くも悪くも忘れっぽい

・人の話を聞いていない

・何を考えているのか理解に苦しむ

・素直すぎる

・言葉を鵜呑みにしすぎる

・波乱万丈なのによく生きている

・ボーっとしている

・勘が鋭すぎて怖い

・体が弱い人

・浮世離れしている

・生きているだけで笑える

 

アンケートを取らなければ良かったと後悔しました(笑)

 

ADHDのわたしのまとめ

では、ここでADHDのある女性(わたし)の特徴をおさらいしてみましょう!

 

□ADHDの原因は脳にある(脳のせい)

 

□「注意の欠如」「多動性」「衝動性」の3つの要素がある(多動はない)

 

□つい、同じミスをくりかえしてしまう(ミスがない日がない)

 

□探し物ばかりしている(無意識にものを置いてしまう)

 

□視覚で確認ができないことの理解ができない(できる人が不思議)

 

□方向音痴(病的なほど)

 

□自分の個性だと思い受け入れる(もうしかたがない)

 

あとがき

ADHDの私の症状を紹介しましたが、いかがでしたか?

 

見出しの写真は、旅先でわたしがよくジャンプをしているので外国の友達が撮影したものです。いい年をして何をやっているのだと思っているのだと思いますが、わたしの全てを受け入れて友達付きあいを続けてくれています。

 

ADHDだからといって、みんながみんな同じことで悩んでいるとは限りませんが、ひとつのケースとしてなにかの参考になればと思います。

 

個性として受け入れ、まわりの理解や協力も得て少しでも楽しい人生を送りたいと思っています。

 

ADHDのみなさんも、楽しい生活をおくれるよう応援しています!

 

最後までお付き合くださりありがとうございました^^

 


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