スポンサーリンク

 

発達障害の人は、コミュニケーションが苦手で友達が少ないと言われる傾向にありますよね。我が家の娘(アスペルガー、ADHD)も、小学生の頃までは広汎性発達障害が強く出ていて、友達と言えるのは数名しかいませんでした。自分の子供に友達がいないということは、とても見ていて辛く、心配なことだと思います。

 

しかし、大学生の現在の生活では友達が多く、社交的になりました。何よりも相談できる友達がいることが幸せですよね。発達障害がある人でも、環境次第で成長するにあたり性格も変わっていくことがあります。本人の努力と周りの方の協力なのですが、どのような行動で友達が多くなっていったのか書いてみたいと思います。

 

アスペルガー星から来たお嬢さんの自己紹介はこちらからです。

 

スポンサーリンク

 

発達障害の娘の性格の特徴

先ほども書きましたが、我が家の娘は、小学生の頃までは広汎性発達障害が強く出てしまい、自分から友達に話しかけることができない子供でした。下記は、発達障害(アスペルガー、ADHD、広汎性発達障害)の娘の現在の性格です。

 

□幼いころから人を見抜く力は高かった。(相手を観察する力がずば抜けている。)

 

□気配りが出来るようになった

 

□空気を読むことができるようになった

 

□ユーモアのある会話ができるようになった

 

□発想がおもしろい

 

□異性の友達も多い

 

□人なつっこい

 

□お世辞が言えない

 

□毒舌を吐く

 

□気持ちの切り替えが早い

 

 

 

発達障害の娘がいつ頃から友達が多くなったか

娘は、小学生の時はおとなしい子供でした。いじめにもあったので学校へ行かせませんでした。中学生時代はおとなしいなりにも美術部の友達に恵まれ、卒業するまでなんとなく通学をすることができました。

 

おとなしい性格から、よく笑うようになり社交的になったのは高校生からです。発達障害の娘が、無理なく通える学校を選んだ事が良かったのだと思います。教員も発達障害を深く理解している先生ばかりでした。生徒も何かしら辛い想いをしながら生きてきた子供が多く、他人に優しくできる友達がいた事が良かったのだと思います。

 

特に高校の先生方は、生徒にあまやかすことをしませんでした。体罰ではなく、愛情がある叱り方もしてくださいました。社会に出てから生徒が困らないで生きて行けるように、体当たりの教育をしてくださいました。そこで、困り事や悩みを、他人に相談することを覚えたのです。

 

コミュニケーションを取ることが苦手な発達障害の人にとって、人に相談するということは、とても勇気がいることですよね。

 

発達者の娘に友達が多くなった行動

 

高校でも、大学でも人との繋がりを作るためにサークルや部活動に入りました。大学へただ授業を受けに行くだけでは、なかなか同じ価値観を持つ友達を作ることは難しいからです。

 

新しい環境に慣れるまでは本人も苦労しますが、サークル内でも徐々に友達が増え、仲間や親友といえる友達が多くなってきました。

 

少しだけ勇気を出すと、新しい世界にも飛び込むことが出来る事を覚えたようです。かなり努力をしているなと感じます。

 

スポンサーリンク

発達者の娘が友達に助けられている日々

 

先日、娘の最愛の父親が突然亡くなり、悲しい日々を送っています。悲しいだけでなく、父親が他界してから予想もしなかったストレスを受けています。

 

体調を壊し体重が減り、大学の先生の目にも留まるほどでした。大学のカウンセリングを受けるように勧められ、有難いことに受けさせていただいています。そこでも、心の中の話を聞いてもらっています。

 

しかし、高校の時からの親友たちを、「私のカウンセラーなんだ!だから今夜は、カウンセラーに会いに行ってくるね。」と言い、しばしば出かけています。

 

カウンセラーの友達からは、会わなかった期間にどう変化があったのかと質問されるそうです。若い子たちなので、娘の代わりに毒舌を吐いてくれ、大笑いするそうです。

 

「私からは言えないような事まで、代弁をしてくれる友達がいて助かる~!かなりスッキリするわ。」と、帰宅してから報告をしてくれます。

 

その他、大学の友達たちには、身体が持ちそうにもないので休学したいことを相談したらしいのです。

 

そしたら、「1人で部屋にこもっていたら、もっと体調を壊すから、忙しくしていた方が良いんだよ。大学に来れば私たちがいるでしょ!」と言ってくれたそうです。単純な娘は、そうだなと考え直し通学することにしました。

 

発達障害の娘の成長を見ていて感じること

娘が高校へ進学するまでは、いじめや友達が少ないことでかなり悩んだ時期がありました。私が死んだ後、この子は1人で生きて行けるのかと不安でいっぱいでした。

 

しかし、大学生になった娘の成長を見ていると、発達障害があっても普通の子供と同じく成長をすることが分かりました。子供のときの生活は、学校と家庭だけです。なので学校選びと、家庭での関りがとても重要だと思います。どちらかのバランスが悪いと、その子の人生が大きく変わってしまいますよね。

 

友達が出来る出来ないは、発達障害のせいばかりではないとも思います。友達が欲しいけど出来ないと悩んでいるならば、少しの勇気を出して、努力をすることが大切だと感じます。発達障害だって、多くの友達ができるよ~!

 

発達障害の娘は、「お金より友達がいることが財産だよね。」と、言えるようになりました。

 

母からは、娘を支えてくれている多くの友達に感謝です。

 

 

父が亡くなった辛い残された発達障害の娘の心理はこちらから!

 

【発達障害】進学と勉強方法我が家の体験談はこちらからから!

 

 

【発達障害】いじめ対応は学校はダメ教育センターに通報し助けられた対策はこちらから!

 

 

最後までお付き合いくださりありがとうございました^^

 

 


アスペルガー症候群ランキング

スポンサーリンク